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腫瘍科

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腫瘍の早期発見、早期治療には正確な「診断」が必要です。
腫瘍の種類や進行度によっては、根治は可能です。次に該当するような症状がございましたら、一度、ご相談ください。

こんな症状でお困りではありませんか?

  • 皮膚にできたしこり、だんだん大きくなってきたけど様子を見ていいの?
  • 鼻血が続いています。
  • 食べ物が食べづらく、口臭が気になります。
  • うんちが出づらいです。
  • お腹が張っていて痛がります。食欲がありません。

ADVANTAGE 私たちができること

豊富な見識と経験
腫瘍の種類は非常に多岐にわたり、またその進行度によっても最適な治療法が異なります。深めた見識・技術を駆使して治療に当たります。
的確な診断
臨床症状と身体検査、細胞診検査、病理組織検査、レントゲン / 超音波 / CT / MRI などの検査所見から、総合的な判断を行い、正しい診断を行います。
エビデンスに基づいた治療
治療についての主観的な評価や偏りを避け、また、これまでの経験や勘にただ頼るのではなく、根拠に基づいた治療を優先しています。
特別診察
毎月、獣医腫瘍科の国内第一人者である信田卓男氏を招聘し、診断・治療・手術まで万全の態勢で臨んでおります。
治療を進めるに当たり大切にしていること
腫瘍の治療には、正確な診断(腫瘍の進行度や細胞診検査、病理組織診断、全身状態など)が重要です。
情報は多く、かつ、正確であれば、より具体的な治療法や予後についてご説明ができます。
私たちは、腫瘍の早期発見につなげる的確な診断から、早期治療(内科療法・外科療法)に至るまで、最善を尽くして診療に当たっております。

TREATMENT 治療について

ケース①皮膚腫瘍(肥満細胞腫)

ケース①皮膚腫瘍(肥満細胞腫)

【主訴】
皮膚のしこりが大きくなってきた。

【診断】
細胞診検査、肥満細胞が認められ、皮膚肥満細胞腫と考えられた。
レントゲン検査、エコー検査、血液検査、尿検査、CT検査等でステージング(進行度の評価)、細胞診検査、全身状態の評価を行った。

【治療】
皮膚肥満細胞腫の外科的切除を実施。

ケース②乳腺腫瘍

ケース②乳腺腫瘍

【主訴】
お腹にしこりがある。

【診断】
左前胸部に腫瘤がみられる。
細胞診検査にて多くの上皮細胞が採取され、乳腺腫瘍と考えられた。
レントゲン検査、エコー検査、血液検査、尿検査、CT検査等でステージング(進行度の評価)、細胞診検査、全身状態の評価を行った。

【治療】
乳腺腫瘍の外科的切除を実施。

ケース③腹腔内腫瘍(肝臓)

ケース③腹腔内腫瘍(肝臓)

【主訴】
お腹が張っている、食欲不振。

【診断】
血管造影剤を使用して、腫瘍を描出。
レントゲン検査、エコー検査、血液検査、尿検査、CT検査等でステージング(進行度の評価)、全身状態の評価を行う。

【治療】
手術可能であれば肝臓腫瘍の外科的切除を実施。

ケース④肺腫瘍

ケース④肺腫瘍

【主訴】
咳をする。

【診断】
肺の腫瘤はCT検査で明瞭に認められる。腫瘤内に気管支構造が見られる。
レントゲン検査、エコー検査、血液検査、尿検査、CT検査等でステージング(進行度の評価)、全身状態の評価を行う。

【治療】
手術可能であれば外科的切除を実施。

ケース⑤肛門腫瘍

ケース⑤肛門腫瘍

【主訴】
お尻が腫れている、お水を多くのむ。

【診断】
肛門が左側に変位している。
肛門の右側に血管に囲まれた腫瘍が見られる。
※皮膚の下に腫瘍があるため、飼い主様が気付かずに、進行した状態で受診される場合が多く、肛門の触診が重要である。
レントゲン検査、エコー検査、血液検査、尿検査、CT検査等でステージング(進行度の評価)、細胞診検査、全身状態の評価を行う。

【治療】
肛門腫瘍の外科的切除を実施。

ケース⑥甲状腺腫瘍

ケース⑥甲状腺腫瘍

【主訴】
喉が膨らんでいる、声がかすれる。

【診断】
血管に囲まれた腫瘍が明瞭に認められる。
レントゲン検査、エコー検査、血液検査、尿検査、CT検査等でステージング(進行度の評価)、全身状態の評価を行う。

【治療】
手術可能であれば甲状腺腫瘍の外科的切除を実施。

ケース⑦リンパ腫

ケース⑦リンパ腫

【主訴】
喉が膨らんでいる、体の色々なところが腫れている。

【診断】
中から大型のリンパ球が多く見られる。
レントゲン検査、エコー検査、血液検査、尿検査等でステージング(進行度の評価)、細胞診検査、全身状態の評価を行う。

【治療】
主に抗がん剤治療を実施。

ケース⑧口腔内メラノーマ

ケース⑧口腔内メラノーマ

【主訴】
食べ物が飲み込みずらい、口から出血。

【診断】
口腔内のメラノーマ
細胞診検査、黒色の顆粒が細胞に含まれる。
レントゲン検査、エコー検査、血液検査、尿検査、CT検査等でステージング(進行度の評価)、細胞診検査もしくは病理組織検査、全身状態の評価を行う。

【治療】
メラノーマの外科的切除を実施。

FAQ よくあるご質問

Q
急にしこりが大きくなりました。心配です。
A
まずは、腫瘍が疑われるかどうかの検査をお勧めいたします。
検査内容につきましては、問診、身体検査を行った上で、必要な検査の説明をさせていただきます。
Q
がんにはどのような症状がありますか?
A
特徴的な症状は少なく、がんの発生した部位によっても様々です。
また、進行するまでは無症状のことも多く、症状があったとしても、それががんに因るものなのか、それ以外の病気に因るものなのか区別がつかないことがほとんどです。
そのため、診察や検査を行いながら、診断をして行きます。
Q
皮膚にできものを見つけました。悪いものでしょうか?
A
皮膚にできるものは、所謂がん以外にも、良性のできものや、感染、炎症が関わるものなど様々です。
一般的に、急速に大きくなるものや、自潰、出血を伴うもの、周りの組織に固着するものなどは悪性の可能性が高くなります。
ただ、症状を伺うだけで判断することは難しいため、受診をお勧めします。
Q
そちらの腫瘍科では、どのような治療をしていますか?
A
当院では、外科治療、抗がん剤治療、緩和治療、ターミナルケアなどの治療を中心に、その子の状態に合わせ、そして、飼い主様の希望を踏まえて、最も良い選択を提案させていただきます。
その上で、様々な治療を組み合わせて実施しております。
Q
セカンドオピニオンはどのタイミングで受診したら良いでしょうか?
A
随時、セカンドオピニオンを受け付けておりますが、予め、電話でご相談ください。
もしくは、現在のかかりつけの先生とご相談の上、先生から紹介状をお送りいただく方法もございます。