フィラリアの予防シーズンがやってきました。

 今年もフィラリアの予防のシーズンとなりました。 大切な犬・猫たちをフィラリアから守るためにもフィラリア予防をしっかり行いましょう。
 当院では、犬のフィラリア予防につきまして、注射による予防方法をお勧めしています(1回の注射で半年効果があります。成長期は体重が増えていくため、注射の予防はできません)。従来どおりの錠剤の投与による予防薬とスポットタイプの予防薬も、ご用意しております。
 猫のフィラリア予防はチュアブルタイプ(フードタイプ)の予防薬をご用意しております。
 詳細につきましては、お気軽にご相談ください。

猫のフィラリア抗体検査をはじめました。 

 犬でのフィラリアの検査は主に血液の中にミクロフィラリアがいないか直接顕微鏡で確認する検査(直接法や集中法など)、あるいは、フィラリア成虫が感染しているかどうか確認する抗原検査キットを用いて行う(免疫学的)検査が行われています。(他に超音波の検査でも成虫は確認できます。)

 猫では血液中にミクロフィラリアが出てくることが少なく、 成虫も通常寄生する場所(肺動脈、心臓)以外の場所に迷入することがあるため、超音波でも成虫が確認ができないことがあります。そのため確定診断していく上で難しい面がありましたが、今度メリアル社から猫用のフィラリア成虫抗体検査キットが発売されました。このキットでわかることは、猫にフィラリア成虫が感染しているかあるいは、以前にフィラリアの感染を受けた経験があるということです。

メリアル社のホームページより

 猫のフィラリア症の一般的な臨床症状は、咳や呼吸困難などの呼吸器症状や、嘔吐・体重減少などで、特異的に見られるものはありません。(アメリカでは、猫が咳をしたらフィラリアを疑えといわれているようです。) ただ、恐ろしいのは、猫では何の前触れも無く突然死に見舞われることがしばしばあります。これは寄生虫の死骸により誘発される肺動脈塞栓による急性の循環器障害や呼吸器系不全が原因といわれています。

 こういった怖い病気でありながら、確定診断が難しく、日本ではまだ広く認知されていない病気です。また、猫での有効的な治療法も確立されていないのが現状です。ですので、感染する前にフィラリア予防を行うことが最善の方法と考えます。
(今後猫用フィラリア抗体検査キットで、猫のフィラリア症の実態がより追求されるかもしれません)

 猫のフィラリア症の予防および検査につきましては、お気軽に当院にご相談ください。

 


 

犬猫ドック&内分泌(ホルモン)検査うけてみませんか?

 最近、犬猫が

   1. なんとなく元気が無くて寝てばかりいる
  2. 太ってきた / やせてきた
  3. 水をよくのむ・おしっこをよくする

  4. 食欲がすごくある / なんとなく食欲がない

といった症状はありませんか?

 こういった症状がなんとなく気になったら、一度健康診断や犬猫ドックを受けていただく事をお勧めしています。
 また、定期的に血液検査や健康診断をうけているなら、一度内分泌(ホルモン)検査を受けるのもお勧めです。

 年齢を重ねた犬猫で、内分泌の疾患、特に甲状腺疾患や副腎疾患がよくみられます。症状は上記のような、わりと見過ごしてしまいがちなものが多いので、なんとなく心当たりがある方は一度ご相談ください。

 検査は血液を取らせていただいて行いますが、当院内では行えませんので院外の検査センターへ依頼しています。そのため、結果が出るのに短くても一週間ほどお時間をいただきますので重度な症状が出る前にお早めにご相談下さい。