ペットは2匹以上飼うといい?!子供のアトピーが少ない

犬や猫を飼っていると、子供はぜん息やアトピー性皮膚炎にかかりやすくなる・・・と信じられてきた。ところが、赤ちゃんの頃に犬や猫を2匹以上飼っている家庭で育った子供は、アトピーになる確率が他の子供の半分、という常識とは反対の調査結果が出た。

 アメリカ・ジョージア医科大学の研究者らの報告で、474人の新生児について、1歳時点のペット飼育状況と、6〜7歳時にアトピー性の病気を持っているかどうかを調べたもの。全体の約半数はペットのいない環境で育ち、約3割が1匹、約2割が2匹以上いる環境で育った。

アトピーかどうかを調べる検査の結果、

ペットを1匹も飼っていなかった家庭の子供の33.6%、

ペットを1匹飼っていた家庭の34.3%アトピー性の病気を持っていたが、

ペットを2匹以上飼っていた家庭では、15.4%と半分以下だった。

 また、ペットを2匹以上飼っていた家庭の子供の場合、ダニなどに対する抵抗力も高いことがわかった。

「赤ちゃんの頃から複数の動物と触れ合っていると、いろいろなアレルギーの原因物質への抵抗力がつくのではないか。」と、研究者らは推測している。

(JAMA;288,963-972,2002より)