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■橈骨尺骨骨折
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犬・猫の骨折の治療は、 “体が小さい”“安静に出来ない”“ギプスの合併症”などの問題があり、人の骨折よりも治療が困難である場合があります。骨折手術は、専門的な技術・専用の器具・様々なサイズのインプラント(固定器具)・手術チームが重要となります。
当院でも特に多い、小型犬の橈骨尺骨の骨折についてご紹介します。
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●好発犬種
橈骨尺骨は肘から手首までの間の骨です。特にこの骨折の多い犬種は、 トイプードル ・ チワワ ・ ポメラニアン ・ ヨークシャテリア ・ パピヨン ・ イタリアングレーハウンド などの、小型犬です。 |
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●原因
多くの原因は、人の手から落ちた、段差を踏み外した、ソファーから落ちた、などの室内での事故がほとんどです。この骨折は両方同時に起こることがあり、多くの場合が手術を必要とします(図1・2)。 |
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●なぜ手術が必要なのか?
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骨折の治療は必ず手術が必要であるとは限りません。しかし、小型犬の橈尺骨の骨折をギプス固定した場合、非常に皮膚のトラブルが多く治療期間が長くなる場合があります。また、骨が完全に治癒しない状態(癒合不全・癒合遅延)や、仮に骨がついても異常な方向に癒合してしまう(変形癒合・図3・4)が多く、再手術や変形矯正などを行わなければならなくなり、手術がさらに難しくなることがあるからです。 |
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手術後は入院中に痛みはなくなり、7日間〜10日間くらいのうちに足を着くことができるようになります。軽いバンテージは必要ですが、早期に動物の苦痛を取り除くことが出来るという意味でも手術のほうが有効です。 |
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| ●手術方法は? |
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小型犬の橈骨尺骨骨折には様々な手術方法がありますが、特殊な場合を除いて当院ではプレート法を第一選択にしております(図5・6・7)。
橈骨尺骨骨折の場合、入院は3日〜4日くらいです。
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| 図1・2 |
骨折レントゲン |
| 図3・4 |
ギプスで治療し変形癒合をおこした症例の治療前・治療後のレントゲン |
| 図5・6 |
手術後のレントゲン |
| 図7 |
手術中写真 |
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| 図6 |
図7 |
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