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| ■椎間板ヘルニア |
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椎間板ヘルニアは、犬で最もよく見られる神経疾患です。脊椎の間にある椎間板から髄核と呼ばれるゼリー状の物質が飛び出したり、椎間板自体が肥厚して脊髄を圧迫し、痛み、麻痺などを引き起こす病気です。この疾患は時折緊急手術が必要な場合があるため、適切な診断を受け、治療をする必要があります。当院では、診断・緊急手術・リハビリまで、この疾患の対応を行っております。
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●椎間板ヘルニアの多い犬種
様々な犬種で椎間板ヘルニアは起こりますが、急性に麻痺を起こすタイプの椎間板ヘルニアは、ミニチュアダックスフンド、コーギー、シーズー、ペキニーズなどでよく発生します。3歳から8歳くらいの中年齢で起こることが多いようです。
慢性的に徐々に進行するタイプの椎間板ヘルニアが起こる場合もあります。様々な犬種で報告があります。
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●椎間板ヘルニアの症状
椎間板ヘルニアは首、腰の脊椎で起こることが殆どです。
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・首の症状
首の椎間板ヘルニアは非常に痛みを伴います。犬は頭を下げ、動くことや触られることを嫌います。重度なものでは前足、後足全てが麻痺を起こす場合があります。
・腰の症状
■軽度の症状では時々痛がり、抱き上げるときに嫌がるしぐさをとります。また、普段は昇ることのできる段差を昇ろうとしない、あまり動こうとしない、などの症状が見られます。
■症状が進行すると後ろ足がふらつき、麻痺に至ることがあります。
■麻痺に伴い自力での排尿ができなくなる場合もあります。
■重度の症状に至ると、緊急手術が必要な場合があります。 |
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●診断・治療
まずは、本当に椎間板ヘルニアなのかどうか診断する必要があります。フラツキや麻痺、痛みは椎間板ヘルニア特有の症状ではありません。十分な触診・身体検査・神経検査と全身の検査を行う必要があります。検査を行い、病期に適した治療を選択しなければなりません。
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・ヘリカルCT
椎間板ヘルニアはCT検査により診断ができます。CTを用いなかった時と比べ、診断の速度・精度・患者の負担の軽減は飛躍的に向上しました。ダックスフンドの椎間板ヘルニアの場合、殆どがCT検査だけで診断がつきます。負担が少なく、正確な診断が可能です。
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・保存的治療(内科治療)
症状の軽いときには、手術をしないで治療可能な場合があります。ただし、正しい診断と治療を行わないと、症状が進行する可能性があります。十分飼い主様にご理解していただくことが治療の成功につながります。飼い主様が判断されるのではなく、しっかりと診察を受けて獣医師から説明を受けてください。
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・外科手術
■当院では多くの椎間板ヘルニア治療実績があり、常に緊急手術ができるよう準備ができています。
■整形外科・脳神経外科の外科手術は、滅菌・麻酔・器具・チームが非常に重要となります。当院では手術器具は人間の手術と同様に完全に滅菌を行っております。また、手術チームは麻酔医を含め全て獣医師により編成しております。 |
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・リハビリテーション
■手術後は積極的にリハビリテーションを行い、早期の回復を目指します。温浴・マッサージ・陸上でのリハビリ・鍼治療など、専門のリハビリスタッフ、獣医師により治療方針を構築します。
■当院では患者の精神的負担などを考慮し、早期の退院をポリシーとしています。自宅でのトレーニングのご相談、通院によるリハビリの実施など患者様の環境に合わせてリハビリプランを考えていきます。
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